オーストラリアに行って、カルチャーショックだったことがあります。
私が体験した、カルチャーショックを5つご紹介します。
①お皿を洗った後、洗剤を流さない
お皿を洗剤で洗ったのに、その後、洗剤を流さないんです!
食べ終わったお皿は、水と洗剤を入れた、たらい?桶?のようなものに入れます。
その中で、スポンジで汚れを落としたら、
水で洗い流さずに、そのまま食器乾燥機のようなところへ置きます。
まだ、洗剤の泡がついている時もあるのにです。
次に使う時も、お皿を水で洗い流したり、拭いたりしません。
洗剤が、洗剤が…。
日本だったら、洗剤を洗い流さないなんて考えられないし、
何回も、何回も、すすぐのに。
しかも、たらいの中で、お皿の汚れた部分をスポンジで、
なでて落とすだけなんて、
なんか不衛生な気がします。
水が貴重なオーストラリアでは仕方がないことなのでしょうか。
洗剤は、一緒に食べても体に害はないそうですが、
それでも初めは不安でした。
出典:写真AC
②スーパーマーケットの閉まる時間が早い
場所と曜日にもよりますが、スーパーマーケットの閉まる時間が早いです。
シドニーやメルボルンなど大都市のスーパーマーケットは遅くまで営業していますが、
パースなど、田舎のスーパーマーケットは、お店が閉まるのが早いです。
都会は、毎日、だいたい 早いところは、AM 6:00 ~ オープンしていて、
PM 22:00 ~ 深夜 AM 00:00 まで営業しているのですが、
田舎地方に行くと、
月曜日から金曜日は AM 8:00 ~ PM 21:00 まで営業しているのですが、
土曜日は、AM 8:00 ~ PM 17:00まで、
日曜日は、AM 11:00 ~ PM 17:00まで というところが多いです。
土日は営業しても、早く閉まったり、
日曜日に関しては、オープン時間も他の曜日より遅いです。
驚くべきことに、日曜日は休みのところもあります。
日本では、土日にスーパーマーケットが休みなんてあり得ません。
前もって買っておかないと悲惨なことになります。
パースに行ったばかりの時は、お店が閉まるのが早すぎて、びっくりしました。
日曜日は休み、もしくは営業していても、PM 17:00までだったので、
PM 17:30には、市内なのに、人の気配が少なく、閑散としていました。
出典:写真AC
③水がとても貴重で高価
オーストリア人は、水にとってもシビアです。
内陸部で砂漠が多く、水不足だからだとは思うのですが、
「クイックシャワー」
「水は貴重で高価だから、シャワーは早くしてね」と言われ、
できるだけ早くしないと怒られます。
ゴールドコーストのホームステイ先と、
パースのシェアハウスの時は、特に厳しかったので、
シャワーは5分以内と決めて、時間を測って入っていました。
やっぱり、バスタブに入れる日本っていいなって思いました。
日本は、水道の蛇口をひねれば、いつでも、いくらでも水を使えます。
日本は、本当に恵まれているなと思いました。
出典:写真AC
④バスは手を挙げないと止まってくれない
日本だったら、バス停にいたら、とりあえず止まってくれて、
1度はドアを開けてくれます。
しかし、オーストラリアでは、自分が乗りたいバスが来た時に
手を挙げて、合図をしないと止まってくれません。
そのまま、素通りされて、放って行かれます。
1度、だいぶん前から待っていたのに、
目の前で素通りされた人がいて、とてもカルチャーショックを受けました。
それからは、大袈裟すぎるほど、「私ここにいます。ここでバスを待ってます!」と
手を振って、アピールをするようになりました。(笑)
出典:写真AC
⑤お店を出る時に、かばんの中身をチェックされる
スーパーマーケットなどのお店の出入り口には、
警備員さんのような人が立っています。
そして、お店から出る時に、かばんの中を見せるように言われます。
特に意味はなく、全員するのが決まりみたいなのですが、
初めて言われた時は、万引きと間違われたのかと思いました。
出典:写真AC
【番外編】
【メルボルン】
・ハエが多い
オーストラリアは、比較的どこに行っても、ハエが多いです。
メルボルンのシティを歩いていて、黒のかばんや黒のリュックに
15匹~20匹くらいのハエが、くっついて止まっているのを見た時は
ギョッとしました。
・日が長い
時期や場所にもよると思うのですが、
11月~12月のメルボルンは、PM 21:00でも外が明るいです。
日本の夕方の PM 16:00かと思うくらいでした。
シティに行っていて、帰りの時間が少し遅くなったと思っていたのですが、
結構周りが明るくて良かったという記憶があります。
・温度差が激しい
メルボルンは、1日の中で四季があると言われているくらい温度差が激しいです。
朝は涼しいと思っていたら、昼間は真夏のように暑くなったり、
かと言って、夜は、冬のように寒かったり。
温度差が激しいので、体調を崩しやすいです。
日中は暑いけど、夕方からは冷えるので、羽織るものを持っている方がいいです。
小さい頃から健康で、ほとんど風邪をひくことがなかったのに、
久しぶりに風邪をひきました。
まとめ
①お皿を洗った後、洗剤を流さない
②スーパーマーケットの閉まる時間が早い
③水がとても貴重で高価
④バスは手を挙げないと止まってくれない
⑤お店を出る時に、かばんの中身をチェックされる
改めて、日本は本当に恵まれているなと思いました。
お皿を洗った後、きれいにすすいで、乾かすので衛生的だし、
スーパーマーケットも遅くまで開いています。
数年前までは、元旦は休みだったけど、今や、元旦でさえ、
買い物できるようにスーパーマーケットは営業してくれています。
お水も、水道の蛇口をひねれば、いつでも好きな時に、好きなだけ使えるし、
シャワーの時間も気にしなくてもいいです。
疲れた時や、冬の寒い時は、バスタブにお湯を入れて入ることもできます。
バスも乗るか乗らないかにかかわらず、バス停で待っていたら、
1度は止まってドアを開けてくれます。
なんて親切なんでしょう。
スーパーマーケットから出る時に、
かばんの中身をみせることもありません。
1度、日本を離れて、海外で生活してみると、
日本の良さに気付きます。
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