留学中の滞在方法は、どれがおすすめなの?
どれが良いのか迷いますよね。
滞在方法によって、留学生活は大きく変わってきます。
今回は、ホームステイ、シェアハウス、学生寮のメリットとデメリットをお伝えします。
出典:写真AC
【ホームステイ】
メリット
①英語を話す人と生活するので、英語の上達が早い
英語を話す人と一緒に生活するので、語学学校で習った英語をすぐに実践できるし、
生きた英語を学べます。
英語を話さないといけない環境なので、必然的に英語を使うようになります。
②現地の生活を体験でき、文化や生活習慣を学べる
現地の一般家庭で、一緒に生活することによって、
文化や生活習慣に触れることができます。
③必要最低限のものは貸してもらえる
ベッドなど必要最低限のものは貸してくれるので、
布団などの寝具を買わなくても良いです。
デメリット
①ホームステイ先の家庭は選べない
ある程度の希望は聞いてもらえますが、ホームステイ先の家庭は選べません。
②自分とは合わない家庭もある
生活習慣や食生活など、自分とは合わない家庭もあります。
③その家のルールに合わせないといけない
自分から何かお手伝いをすることはもちろんですが、
その家独自のルールもあるので、合わせるようにしましょう。
【シェアハウス】
メリット
①いろいろな国の人と住める
②滞在費用は安め
デメリット
①自分とは合わない人もいる
②生活のリズムの違う人もいる
③キッチン・お風呂・トイレは共同である
【学生寮】
メリット
①いろいろな国の留学生と友達になれる
②大学内のパーティーにも参加できる
③大学のキャンパス内にあり、学校まで近い
④学生机やベッドが完備されている
デメリット
①キッチン、お風呂、トイレは共同のところが多い
お風呂やトイレは共同のところが多いので、自分の好きな時に入れないこともあります。
②冷蔵庫は共同なので、自分のものを勝手に食べられることもある
冷蔵庫は共同で使うので、パンや飲み物や食材は、
自分の名前を書いて、冷蔵庫に入れておくのですが、
たまに勝手に食べられることがあります。
えっ、名前書いてるのに!買ったばかりなのに!
さすがに初めて食べられた時はカルチャーショックでした。
日本では考えられないですよね。(笑)
③寝具はない
学習机とベッドは備え付けのものがあるのですが、
寮によっては、布団などの寝具は自分で買わないといけません。
④男性寮、女性寮の区別はない
大学にもよるかもしれませんが、
寮は、男性寮、女性寮などと分けられているわけではありません。
混合であることが多いです。
⑤コインランドリーは寮内で共同
お風呂、トイレ、キッチンはフロアで共同ですが、
コインランドリーは寮内で共同のところが多いです。
コインランドリーの数も決まっているので、
自分の好きな時に必ずしも使えるとは限りません。
⑥ホームステイやシェアハウスに比べたら割高
自分のペースで生活することができますが、
ホームステイやシェアハウスに比べたら寮費が割高です。
出典:写真AC
まとめ
ホームステイ、シェアハウス、学生寮と全てを経験しましたが、
私が滞在した中では、個人的に、学生寮が一番良かったと思いました。
【 アメリカ カリフォルニア州 L.Aの郊外 】
滞在方法 : ホームステイ
期間 : 1ヶ月間
時期 : 高校生の時
家族構成 : 父、母、長男、長女、次女
( 長男は独立していた )
私のホームステイ先は、本当にとても良い家庭でした。
家族の一員として、いつも接してくれました。
同年代の娘さんが2人いたので、一緒に映画を見に行ったり、
遊園地に連れて行ってくれたり、キャンプに連れて行ってくれたり、
次女と次女のボーイフレンドと一緒に、ドライブしたり、
3人でご飯を食べに行ったり、パーティーに連れて行ってくれたり。
とても楽しかったです。
同年代の子供さんがいる家庭は、話も合うし、良いかもしれません。
【オーストラリア ゴールドコースト】
滞在方法 : ホームステイ
期間 : 3ヶ月間
時期 : 大学生の時
家族構成 : 父、母、長女、長男
(長女は独立、長男は家の離れに住んでいたので、ほとんど会うことはない)
ホームステイ先の家はゴールドコーストの郊外で、とても環境の良いところでした。
年配の夫婦で、とてもフレンドリーな方たちでした。
ホームステイの受け入れをする家庭の人は、良い人が多いです。
たまにビジネスとして受け入れをしている人もいるので、
想像していたのと違うと思う人もいるかもしれません。
どんな家庭になるか不安な方は、
例えば、1~2週間だけホームステイを申し込んで、
良かったら延長するという方法もあるし、
また違うホームステイ先を紹介してもらって、
いろいろな家庭を少しずつ体験してみるという方法もアリだと思います。
現地で申し込んだほうが、費用も安く済みます。
私は、日本から、3ヶ月間全てを申し込んでしまったので、
金額的にも高かったし、失敗したなと思いました。
当時、向こうで滞在先が決まらなかったらどうしようという、
不安もあって、全て申し込んだのですが、
もし、語学学校に行っていれば、語学学校からも紹介してもらえるし、
エージェントを通していれば、現地でも、紹介してもらえます。
【オーストラリア メルボルン】
滞在方法 : 学生寮 Chisholm College
期間 : 4ヶ月間 ? くらい ( 学校のホリディ期間を含む為 )
時期 : 社会人になってから
語学学校 : ラトローブ大学付属の語学学校
寮生 : 中国人、サウジアラビア人、韓国人、タイ人、マレーシア人、
オーストラリア人など
大学の敷地にあり、個人の部屋のセキュリティが万全でした。
カードキーと同じようなシステムで、カードではないのですが、
ドアノブの部分に、差し込み口があって、ステンレスのかぎ状のものを
差し込んだまま回すと開くというシステムでした。
当時、画期的だなという印象を受けました。
寮生の国籍も多種多様で、いろいろな国の留学生と友達になれました。
語学学校生だけでなく、大学生も一緒に住んでいるので、人脈も広がります。
大学のパーティーやイベントにも参加できるのでとても楽しいです。
キャンパスライフを楽しみたい人には、おすすめです。
【オーストラリア パース】
滞在方法 : シェアハウス
期間 : 2ヶ月間
時期 : 社会人になってから
オーナー : オーストラリア人の女性
メンバー : 日本人 ( 女性 ) 1人、韓国人 ( 女性 ) 2人、私
全員、同年代で、みんな仲良かったので、
よく一緒にご飯を作って食べたりしていました。
日本人、韓国人は、みんなきれい好きで、礼儀正しいので、
オーストラリア人のオーナーには好かれるようです。
目的にもよりますが、可能であるなら、
ホースステイ、学生寮、シェアハウスの全部を体験してみるのも良いかもしれません。
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